2007年 04月 26日
北海道旅行@一人 |
三月下旬に思い立った企画。
情処合格の一時金で、情処の日に一人旅
それなりの金額をもらったが、飲み代でかなりを消費しており、今回で使いきるような算段だ。
春先の北海道は手ごろな値段で行かれるし、何より馬が見られるではないか。
航空券と宿泊代で三万円を切るパックでいざ行かん。
七時羽田発の便で出発し、千歳到着は八時半。しかし、初の北海道はあまり私を歓迎してはくれなかった。
外は雪
寒いだろうと予想はしていたけれども、まさか雪に迎えれるとは…
レンタカーでの久々の運転が雪道運転。長野県民でも、乗り慣れない車で久々とあれば苦労せざるを得ない。色々な強行スケジュールを考えていたが、ここで早くも断念。苫小牧のノーザンホースパークをゆっくり観光しようと決める。
そこで何が一番の目的であったかといえば、当然、種牡馬を見ること。ディープインパクト、キングカメハメハ、トウカイテイオー、etc.
しかし、天候不良のため見学中止と知らされる。おおいに無念なり。北海道第二の洗礼。
仕方なくパーク内の展示物等を観て回り、厩舎で懐かしの馬たちを間近で見る。
おお、トウカイポイント!父は見られずとも、お前が迎えてくれたか。
おお、クラフトワークとクラフトマンシップの兄弟が並んでいるではないか。
と残念なりに一競馬ファンとして楽しむ。
懐かしのゴーステディ、この馬だけがとても愛想がよく、顔を撫でることができ、これが一番楽しめたか。あとは数分間の引き馬を体験し、二十年ぶりぐらいの馬の背を味わって満足する。
さて。短時間で雪が積もってしまっている車に乗り込み、何処へ行こうか考える。天気がよければ行こうと思っていた支笏湖温泉も、この天候では苦労だけ味わって折角の景色は堪能できまい。
札幌に向かう道中の名物店にでもよって昼食にしよう。軌道修正はこのような案となり、レンタカーのパンフレットで紹介されている店を目指す。小一時間ほど運転して辿り着いたところに、北海道の私への不親切第三発目が待ち受ける。
「冬期は営業していません」の貼り紙
そうか。四月中旬はまだ冬期扱いか。もう一度軌道修正を余儀なくされ、向かった先は札幌の市場。ここで三色丼を食べてようやく朝からの空腹感にピリオドを打つ。
満腹感に満たされて次なる目的地を考える。レンタカーを借りて、大した距離を運転せずにこのまま返すのも癪だという貧乏根性から、石狩の温泉へ向かうことにした。その前に、無駄に札幌競馬場を車で一周したのはご愛嬌。
札幌より北上して20キロ程、日本海を目前とした立地の日帰り専用の温泉施設へ辿り着いて、ああ、ここでも不親切。
「工事改修中のため、四月二十日まで入浴不可」
但し書きで、隣接する旅館で日帰り入浴可能と書いてあるので、そちらを覗くと「本日、日帰り入浴はお休みします」の告知。
仕方ないので、北の大地から悪天候の中、日本海を眺めてみる。残念ながら荒れてるだけでそこに感動はない。感動があったのは、打ち付けられていた看板だ。
「密入国は禁止されています」
何を対象に、どういった役割を果たしているつもりだ、貴様は。
温泉に入られず、悲しく札幌に戻り、レンタカーを営業所に乗り捨てホテルにチェックイン。用意されていた部屋は、何を間違ったか、広々としたツインルーム。思わず吹き出してみたものの、だいぶ疲労が溜まっている。そりゃそうだ、三時間しか寝てないのだもの。
少し休みながら、テーブルに置いてあったるるぶを見て夕飯を何にするか検討し、結果すすきのへ行くことに。寿司を食おうと思っていたが、三色丼を食べたので、おとなしくビール片手に札幌ラーメンを食するべきだろう、という考えだ。
ラーメン横丁の老舗に入り、ビールを飲みつつ感じたことは、美味いのは確かだが元来それほど特徴のないのが札幌ラーメンだよな、ということ。間違ってはいないのではなかろうか。
疲れはピークであるが、微酔いに冬の夜風が気持ちいいので、地下鉄を使わずにホテルへ歩いて戻る。そして、無駄に広い風呂に、果たせなかった温泉入浴の借りを、とコンビニで買った入浴剤を投入。長々と浸かり代謝を良くし、一週間の疲れを取らんと旅先であるにかかわらず、別に温泉宿でもないのに、申し分なく爆睡する。
情報処理試験前夜、一人すすきののソープランドの看板立ち並ぶ歓楽街を通過し、ラーメン一杯を食して踵を返し、そしてホテルで眠りにつく前に読んでいる書物は、味なセレクトで『O嬢の物語』。
色々とやられたが、何とも言えない、この反逆的な状況は、我ながらしてやったり。
情処合格の一時金で、情処の日に一人旅
それなりの金額をもらったが、飲み代でかなりを消費しており、今回で使いきるような算段だ。
春先の北海道は手ごろな値段で行かれるし、何より馬が見られるではないか。
航空券と宿泊代で三万円を切るパックでいざ行かん。
七時羽田発の便で出発し、千歳到着は八時半。しかし、初の北海道はあまり私を歓迎してはくれなかった。
外は雪
寒いだろうと予想はしていたけれども、まさか雪に迎えれるとは…
レンタカーでの久々の運転が雪道運転。長野県民でも、乗り慣れない車で久々とあれば苦労せざるを得ない。色々な強行スケジュールを考えていたが、ここで早くも断念。苫小牧のノーザンホースパークをゆっくり観光しようと決める。
そこで何が一番の目的であったかといえば、当然、種牡馬を見ること。ディープインパクト、キングカメハメハ、トウカイテイオー、etc.
しかし、天候不良のため見学中止と知らされる。おおいに無念なり。北海道第二の洗礼。
仕方なくパーク内の展示物等を観て回り、厩舎で懐かしの馬たちを間近で見る。
おお、トウカイポイント!父は見られずとも、お前が迎えてくれたか。
おお、クラフトワークとクラフトマンシップの兄弟が並んでいるではないか。
と残念なりに一競馬ファンとして楽しむ。
懐かしのゴーステディ、この馬だけがとても愛想がよく、顔を撫でることができ、これが一番楽しめたか。あとは数分間の引き馬を体験し、二十年ぶりぐらいの馬の背を味わって満足する。
さて。短時間で雪が積もってしまっている車に乗り込み、何処へ行こうか考える。天気がよければ行こうと思っていた支笏湖温泉も、この天候では苦労だけ味わって折角の景色は堪能できまい。
札幌に向かう道中の名物店にでもよって昼食にしよう。軌道修正はこのような案となり、レンタカーのパンフレットで紹介されている店を目指す。小一時間ほど運転して辿り着いたところに、北海道の私への不親切第三発目が待ち受ける。
「冬期は営業していません」の貼り紙
そうか。四月中旬はまだ冬期扱いか。もう一度軌道修正を余儀なくされ、向かった先は札幌の市場。ここで三色丼を食べてようやく朝からの空腹感にピリオドを打つ。
満腹感に満たされて次なる目的地を考える。レンタカーを借りて、大した距離を運転せずにこのまま返すのも癪だという貧乏根性から、石狩の温泉へ向かうことにした。その前に、無駄に札幌競馬場を車で一周したのはご愛嬌。
札幌より北上して20キロ程、日本海を目前とした立地の日帰り専用の温泉施設へ辿り着いて、ああ、ここでも不親切。
「工事改修中のため、四月二十日まで入浴不可」
但し書きで、隣接する旅館で日帰り入浴可能と書いてあるので、そちらを覗くと「本日、日帰り入浴はお休みします」の告知。
仕方ないので、北の大地から悪天候の中、日本海を眺めてみる。残念ながら荒れてるだけでそこに感動はない。感動があったのは、打ち付けられていた看板だ。
「密入国は禁止されています」
何を対象に、どういった役割を果たしているつもりだ、貴様は。
温泉に入られず、悲しく札幌に戻り、レンタカーを営業所に乗り捨てホテルにチェックイン。用意されていた部屋は、何を間違ったか、広々としたツインルーム。思わず吹き出してみたものの、だいぶ疲労が溜まっている。そりゃそうだ、三時間しか寝てないのだもの。
少し休みながら、テーブルに置いてあったるるぶを見て夕飯を何にするか検討し、結果すすきのへ行くことに。寿司を食おうと思っていたが、三色丼を食べたので、おとなしくビール片手に札幌ラーメンを食するべきだろう、という考えだ。
ラーメン横丁の老舗に入り、ビールを飲みつつ感じたことは、美味いのは確かだが元来それほど特徴のないのが札幌ラーメンだよな、ということ。間違ってはいないのではなかろうか。
疲れはピークであるが、微酔いに冬の夜風が気持ちいいので、地下鉄を使わずにホテルへ歩いて戻る。そして、無駄に広い風呂に、果たせなかった温泉入浴の借りを、とコンビニで買った入浴剤を投入。長々と浸かり代謝を良くし、一週間の疲れを取らんと旅先であるにかかわらず、別に温泉宿でもないのに、申し分なく爆睡する。
情報処理試験前夜、一人すすきののソープランドの看板立ち並ぶ歓楽街を通過し、ラーメン一杯を食して踵を返し、そしてホテルで眠りにつく前に読んでいる書物は、味なセレクトで『O嬢の物語』。
色々とやられたが、何とも言えない、この反逆的な状況は、我ながらしてやったり。
by jasum_fjo
| 2007-04-26 01:20
| 平時