2006年 12月 10日
残り3週間 |
2006年も残り3週間、仕事は過密になるかも分からないし、Oracleの勉強もせねばならぬ、と暇はあまりないものの、予定通り「夜の果てへの旅」を読み終えたために、次は何を読もうかを考えながら、渋谷のブックファーストへ。
まず年末年始休暇に読むと決めていた「死に至る病(キルケゴール)」を手に取る。冒頭を読んだだけで『やはり哲学書』という書き方で、これは理解するためにじっくり読まねばならぬ、と身構える。
これ一冊では心もとないし、何より残り3週間をどうするかという問題もあるため、それほど厚くなく読みやすいもの、と店をうろつき、対象を「黒い文学館(生田耕作)」に選定。
「夜の果てへの旅」が、『旅路の結果、絶望が当然のようにそこにあった』という終わり方だったので、そうであれば『死に至る病とは絶望のことである』と説く、キルケゴールに手を出すのは順序立っており分かり易い。また、生田耕作は訳者でもあり、これのエッセイに手を出すのも自然な流れ。
しかし、その2冊を購入した後に『合間なくその方面の書物を読み続けるのは、多少遠慮した方がいいか』という考えが強まってくる。
よって、本年が生誕百周年である坂口安吾、これの「堕落論」を実家から持ってきていたことを思い出し、数年ぶりに読み返すことにして2006年の読書を終えようかと思う。
年始にでも2006年に読んだ本を一覧にして、遍歴を振り返り、2007年の方針を固めよう。
まず年末年始休暇に読むと決めていた「死に至る病(キルケゴール)」を手に取る。冒頭を読んだだけで『やはり哲学書』という書き方で、これは理解するためにじっくり読まねばならぬ、と身構える。
これ一冊では心もとないし、何より残り3週間をどうするかという問題もあるため、それほど厚くなく読みやすいもの、と店をうろつき、対象を「黒い文学館(生田耕作)」に選定。
「夜の果てへの旅」が、『旅路の結果、絶望が当然のようにそこにあった』という終わり方だったので、そうであれば『死に至る病とは絶望のことである』と説く、キルケゴールに手を出すのは順序立っており分かり易い。また、生田耕作は訳者でもあり、これのエッセイに手を出すのも自然な流れ。
しかし、その2冊を購入した後に『合間なくその方面の書物を読み続けるのは、多少遠慮した方がいいか』という考えが強まってくる。
よって、本年が生誕百周年である坂口安吾、これの「堕落論」を実家から持ってきていたことを思い出し、数年ぶりに読み返すことにして2006年の読書を終えようかと思う。
年始にでも2006年に読んだ本を一覧にして、遍歴を振り返り、2007年の方針を固めよう。
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by jasum_fjo
| 2006-12-10 23:20
| 平時