2007年 04月 24日
秋葉原の怪2 |
大人の玩具屋のダメージを引きずりながら、本来の目的であるメイド喫茶へ向かう。
何の下調べもしてなくて、場所もわからずにうろついていると、地下に潜る店構えの、どうやら有名店らしいものを発見。
匿名係長某のロケで使われていたらしく、それも手伝ってか、結構な行列となっている。
他を探すのも手間だし、4月の観光シーズンでもあれば、下手に動かぬが得策か。そう結論付けて辛抱強く20分ぐらい待っただろうか。
待ち行列の中、店内では得体の知れぬ催しが始まった模様で、よくは見えぬがけったいな雰囲気だけは充分に伝わってくる。
カーテンレースで薄ぼんやりとではあるが確認できるものは、ステージのようなところでなりきって歌声を披露するメイドと、異様なテンションでペンライトを振り回す一部群集。
これはこれでなかなかすごそうだ。
さて、さらに20分ぐらいを経てようやく入店。
ステージを背にしたカウンター席を与えられ、そこでシステムを理解する。
一時間の時間制限が設けられており、基本的には1杯のコーヒーなり軽食を取って時間を過ごす空間である。
ただし、500円のオプションで「メイドとゲーム(wii)」もしくは「メイドにカラオケ」を依頼することが可能である。さらに上乗せ500円で指名制度あり、とのこと。ゲームに勝利すると、一緒に写真が撮られるという特典もあるらしく、ネタでやるにも気がひける内容を、「こういう世界で納得できる輩がいるのだ」と飲み込む。
いや、飲み込まざるを得ない。だって、次から次へと指名が入るのだもの。
一時間の制限があるために、終日ループしている輩もいるようであり、まずはそいつらに言いたい。
「シベリアに流刑にあって、A地点とB地点が設けられている。何の目的も与えられているわけでなく、その2地点の間を極寒の中、バケツ一杯の水をもって延々と往復する。それが10年間でお前がすべき唯一の仕事だ。」
この無限ループに匹敵することに耐えられるなんて、あなたの精神は既に病んで取り返しがつかないのですね。
ゲームに勝利し、嬉しそうにメイドと写真をとっている野郎よ。
虚ろな目でゲームをする君は、そこにメイドを求めているのか。ゲームの巧さを誇示したいのか。その両方か。どうでもいいから家でやりなよ。君の醸し出すオーラは絶対的に負だ。
そしてメイドの方々よ。
店内でヒロインとなっている姿は、君らの自己顕示欲を十二分に満たしうるのか。
羨望と軽蔑の中和されることない視線を感じながら、霊感少女のように一つのアイデンティティを確立したおつもりか。
ロワッシーにでも連れて行かれてしまって結構。
って今、ぷっすま見ていたら、見たことある奴が出てきやがった。
なんて、非常に場に相応しいことを考えながら、「メイドに囲まれ癒しの空間を」なんて謳い文句のくせに、まったく落ち着けない(カラオケでうるさくて)ために、「腰振り犬」の動画を流しながら店を後にした。
結論として、やはり秋葉原は恐ろしいところだということを再確認し、また六本木との格差を楽しむ結果ともなった。
場にあてられて、悪口も度が増すのも仕方なし。
何の下調べもしてなくて、場所もわからずにうろついていると、地下に潜る店構えの、どうやら有名店らしいものを発見。
匿名係長某のロケで使われていたらしく、それも手伝ってか、結構な行列となっている。
他を探すのも手間だし、4月の観光シーズンでもあれば、下手に動かぬが得策か。そう結論付けて辛抱強く20分ぐらい待っただろうか。
待ち行列の中、店内では得体の知れぬ催しが始まった模様で、よくは見えぬがけったいな雰囲気だけは充分に伝わってくる。
カーテンレースで薄ぼんやりとではあるが確認できるものは、ステージのようなところでなりきって歌声を披露するメイドと、異様なテンションでペンライトを振り回す一部群集。
これはこれでなかなかすごそうだ。
さて、さらに20分ぐらいを経てようやく入店。
ステージを背にしたカウンター席を与えられ、そこでシステムを理解する。
一時間の時間制限が設けられており、基本的には1杯のコーヒーなり軽食を取って時間を過ごす空間である。
ただし、500円のオプションで「メイドとゲーム(wii)」もしくは「メイドにカラオケ」を依頼することが可能である。さらに上乗せ500円で指名制度あり、とのこと。ゲームに勝利すると、一緒に写真が撮られるという特典もあるらしく、ネタでやるにも気がひける内容を、「こういう世界で納得できる輩がいるのだ」と飲み込む。
いや、飲み込まざるを得ない。だって、次から次へと指名が入るのだもの。
一時間の制限があるために、終日ループしている輩もいるようであり、まずはそいつらに言いたい。
「シベリアに流刑にあって、A地点とB地点が設けられている。何の目的も与えられているわけでなく、その2地点の間を極寒の中、バケツ一杯の水をもって延々と往復する。それが10年間でお前がすべき唯一の仕事だ。」
この無限ループに匹敵することに耐えられるなんて、あなたの精神は既に病んで取り返しがつかないのですね。
ゲームに勝利し、嬉しそうにメイドと写真をとっている野郎よ。
虚ろな目でゲームをする君は、そこにメイドを求めているのか。ゲームの巧さを誇示したいのか。その両方か。どうでもいいから家でやりなよ。君の醸し出すオーラは絶対的に負だ。
そしてメイドの方々よ。
店内でヒロインとなっている姿は、君らの自己顕示欲を十二分に満たしうるのか。
羨望と軽蔑の中和されることない視線を感じながら、霊感少女のように一つのアイデンティティを確立したおつもりか。
ロワッシーにでも連れて行かれてしまって結構。
って今、ぷっすま見ていたら、見たことある奴が出てきやがった。
なんて、非常に場に相応しいことを考えながら、「メイドに囲まれ癒しの空間を」なんて謳い文句のくせに、まったく落ち着けない(カラオケでうるさくて)ために、「腰振り犬」の動画を流しながら店を後にした。
結論として、やはり秋葉原は恐ろしいところだということを再確認し、また六本木との格差を楽しむ結果ともなった。
場にあてられて、悪口も度が増すのも仕方なし。
by jasum_fjo
| 2007-04-24 23:51
| 平時